こう話してくれたのは、取材したこの日、産後ケアを初めて利用したという女性。
夫が単身赴任で県外にいるため、生後1か月の双子の赤ちゃんと共に、現在は実家に帰って過ごしているといいます。

ただ、実家とはいえ気も遣う上、夜間の授乳やおむつ替えなどで寝不足が続く状況に変わりはありません。
子どもを預けてゆっくりごはんを食べたり、昼寝をしたり、助産師に育児のアドバイスを聞いたり…リラックスした様子で過ごしていました。

「1人目の長男の時は産後ケアが全然なかった。とっても心強いというか、安心して育児もできるし相談も受けてもらえるし、他のお母さんたちにも使ってもらいたいと思いますね」

「子育て王国とっとり」を打ち出し、様々な子育て支援策を進めている鳥取県では、2020年度から「産後ケア」の利用料無償化に取り組んでいます。