「小児病院にはふつうにいるのが、良い社会と思う」

 5月12日、クラウドファンディングの募集開始にあわせて、兵庫県立こども病院に犬がやってきました。患者や家族にファシリティドッグについて知ってもらうためです。自然と笑顔になる子どもたち。病院で初めての犬とのふれあいを楽しみました。
55.jpg
 (記者)「病院にワンちゃんいたらどう?」
 (患者)「治療とかいろいろがんばれそう」
 (記者)「ワンちゃん病院に来てほしい?」
 (患者)「うん」
 (記者)「どれくらい来てほしい?」
 (患者)「まいにち!」

 (保護者)「1日1日が結構大変なので、ちょっとでもいてくれると助かるのかなと思います」
 (保護者)「私は来てほしいと思います。入院中の子どもたちの表情が変わるんじゃないかな」

 犬のそばを離れない子どもたち。こども病院の院長は、ファシリティドッグがもたらす効果に期待をよせます。

 (飯島一誠院長)「(子どもたちは)はじめ緊張していたみたいだけど、そのうち慣れてきて、最後は抱き着いていたから、やっぱり癒す力があるんだなと思いました。日本全国に広まってほしい。小児病院にはふつうにいるんだとなるのが、僕は良い社会と思う」
63.jpg