ホテルになくてもOK!喫茶店の朝食がインバウンドに人気
さらに、モーニング市場を盛り上げるもう1つの立役者が「インバウンド」。大阪・難波にあるホットケーキセットが人気の喫茶店「喫茶 松竹」で、モーニングの時間帯に増えているのが外国人旅行客です。
(喫茶 松竹 店長・中越龍馬さん)「(Q海外の人が増えているのはいつから?)ここ1~2年くらい。オープン当初と比べて倍以上にはなっています」
周辺にはホテルが多く、店内には外国人旅行客の姿が。なぜ、ホテルではなく喫茶店のモーニングを選んだのでしょうか?
(アメリカから)「ホテルでの朝食より地元のいろんなものが食べたくてカフェを選んだの!」
さらに、韓国から旅行に来た親子は次のように話します。
(韓国から)「ホテルに朝食付きプランがなかったです。日本ではこうやって喫茶店のモーニングが豊富なので、ホテルの朝食がなくても大丈夫だと思います」
さまざまな食事を楽しみたいインバウンド客は、宿泊と食事の場所を分ける「泊食分離」を選ぶ傾向にあり、この喫茶店のモーニングも人気を集めています。一方、モーニングの営業は店側にもメリットがあるようです。
(店長・中越龍馬さん)「夜営業のお店と比べれば、競争相手が少ない。(Qライバルは夜に比べて少ない?)そうですね」