15日は種子島の西之表市でも慰霊祭がありました。

遺族会によりますと、太平洋戦争では西之表市から戦地へ行った937人が亡くなりました。

15日は市内にある慰霊塔に遺族らおよそ20人が集まり、哀悼の意を送りました。

(父親が中国で戦死した岩下勝男さん)「栄養失調。食べ物ないから。そこで死ぬしかなかった。親父が戦死した場所に行ってみたい。どんなところで亡くなったのかなと」

(父親が復員2年後に死亡した上妻昭紀さん)「親父が元気にしてくれていれば良かったのに。苦労した。戦争はしてはいけない。平和な国になってもらわないといけない」

参列者は平和への思いを新たにしていました。