宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地所属の練習機1機が愛知県で墜落した事故が発生しましたが、新田原基地所属の航空機の墜落事故は過去にも発生しています。
これまで起きた事故をまとめました。

まず、1981年、T33練習機が新富町の山林に墜落し、隊員2人が死亡しました。

1981年 新富町

そして、1987年と1989年にはT2練習機が日向灘に墜落し、いずれも2人が亡くなっています。

また、民間人への被害が出た事故も発生しています。
1986年、新田原基地のT2練習機が、エンジントラブルをおこし、基地に帰る途中で西都市の県道に墜落しました。

1986年 西都市

この事故では、練習機が住宅兼店舗に突っ込み全焼。
乗員2人のうち1人が死亡し、住民の女性1人と現場近くを車で通った男性、合わせて2人がやけどする重傷となりました。

1986年 西都市
1986年 西都市

今回の事故ではまだ隊員2人の安否がわかっていません。一刻も早い発見と原因究明が待たれます