大分に「バンパク」が誕生。大分市の高崎山自然動物園で今年最初の赤ちゃんが生まれました。

野生のサル885匹が生息している大分市の高崎山自然動物園。エサ場でメスの「コンビニ」が大切に抱いていたのは、15日生まれたばかりのメスの赤ちゃんです。

毎年、最初に生まれたサルは名前を公募していて、今年は2467票が寄せられました。そして、現在開催中の大阪・関西万博に関連して最多の106票を獲得した「バンパク」に決まりました。

(観光客)「かわいいですね。あんなちっちゃいの初めて見て、こんな近くで見られるのはびっくりです」「赤ちゃんザルを見られたのですごく喜んでいます」「旬なネタをそのままつけたなという気持ち」「きょうたまたま見られたので、めちゃラッキーだよね」

(専門員・藤田忠盛さん)「まだ生まれたばかりの赤ちゃんというのはまだ歩くことはできませんので、お母さんに一生懸命しがみついて移動したり、ほほえましい光景です。盛大に万博も開催されているように赤ちゃんも元気よく育ってほしい」

園によりますと、高崎山では8月までが出産シーズンで、例年と同じ150匹の誕生を見込んでいるということです。