香川県高松市にAI関連企業の立地が決まり、企業と香川県、高松市の3者が協定を結びました。

きのう(12日)、香川県庁で協定の締結式が行われました。立地が決まったのは、高知県に本社を置くAI関連企業、「Nextremer」です。

高松市内のビルにオフィスを構え、生成AIの開発に欠かせない「データアノテーション」と呼ばれる事業の拠点とします。AIに学習させる画像や動画に注釈をつける「データアノテーション」は、日本の大手自動車メーカーや海外の企業からも引き合いがあるということです。

きのうは池田知事と大西市長が、さぬきうどんの写真から天ぷらを識別するAIの作成を体験しました。

(大西秀人高松市長)
「U・I・Jターン等で若い人たちが働けるような職場として大いにわれわれとしても協力しながら発展に努めたい」

(池田豊人香川県知事)
「GPUのデータセンターも先日立地しましたけれども、そういったAI関係の技術のいろんな集積ができてくるとそこにまた人材が集まるという好循環になる」

Nextremerの高松オフィスは今月30日に設けられ、2年間で40人の雇用が予定されています。