サッカー、天皇杯・高知県予選の決勝が11日に行われ、高知ユナイテッドSC(J3)が、KUFC南国(四国サッカーリーグ)を1-0で破り、10年連続の高知県代表となりました。
「天皇杯」は、プロとアマチュアの垣根を超えてサッカー日本一を決める大会です。11日に高知市の春野球技場で行われた県予選決勝では、今シーズンからJ3に参入した“プロ”の高知ユナイテッドSCと、四国サッカーリーグに所属する“アマチュア”のKUFC南国が対戦しました。

試合は前半35分、高知ユナイテッドSCの三好麟大選手がシュートを放ち、ポストに当たって跳ね返ったこぼれ球を新谷聖基選手が押し込み、高知ユナイテッドSCが先制します。(高知ユナイテッドSC 1-0 KUFC南国)

このままユナイテッドがリードして折り返した後半。アマチュアのKUFC南国もユナイテッド陣内に攻め込むと、ゴール前でシュートを放つ決定機がありましたが、ここはユナイテッドのディフェンス陣が凌ぎます。
手に汗握る接戦となった試合は、このまま1-0で高知ユナイテッドSCが勝利し、10年連続で高知県代表となりました。
◆高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督
「トレーニングの量からすると、これ(勝利)は当たり前だなと理解できるんですけど、ちょっと質が悪すぎて…。(天皇杯では)非常にレベルが上がってくると思うので、しっかり勝ちきれるようにいい準備をしながら、もちろん“優勝”を目指して頑張っていきたいです」
高知ユナイテッドSCは、「天皇杯」という大会を、“酸いも甘いも知る”クラブです。