JR西の社員7割が事故後に入社 現場社員と幹部が対話ミーティングも

JR西日本では、事故後に入社した社員がおよそ7割を占めるようになりました。安全とは何か。JR西日本では現場社員と幹部が対話をするミーティングを定期的に設けています。悲惨な事故を二度と起こさないための取り組みです。

(1994年入社・運輸部長)
「あらためて振り返ると私自身の反省でもあるが、リスクを事前に見つけることができていなかった」

(2019年入社・車掌)
「私は事故後入社ですが、事故後生まれの社員が今後どんどん増えてくる。それでも同じレベルで安全を保っていかないといけないので、どのように教育していくかが今後の課題だと感じています」

事故を経験した社員が若手社員に直接教訓を伝えることで安全への意識を高めるというのが狙いです。