南日本銀行は9日、2025年3月期の決算を発表し、連結で11期ぶりの増収増益となりました。
南日本銀行によりますと、売上高にあたる経常収益は昨年度、連結ベースで前期に比べ13.4%増の165億1700万円で、9期ぶりの増収となりました。
また、最終的なもうけを示す純利益は、35.6%増の21億8800万円で、2期連続の増益となりました。増収増益となったのは11期ぶりです。
日銀の政策金利の引き上げから、減少が続いていた貸出金利息が増加に転じたためなどとしています。
(南日本銀行 田中暁爾頭取)「物価高やアメリカの関税などの影響を受ける客に寄り添いながら、資金繰り支援にとどまらず、経営改善や再生支援に一層注力する」
今後は、取引先の課題に対応する人材育成にも力を入れていきたいとしています。














