若い世代の早期離職の要因は

早期退職の要因について日本リスクコミュニケーション協会によるとー

1位:仕事内容のミスマッチ
・仕事が合わない
・仕事のイメージと実際の業務のギャップ

2位:労働条件への不満
・労働時間が長い
・休日がない

3位:処遇の不満
・将来の昇給
・昇進の見通しに失望するなど

その他、職場環境として、▼相談できる人がいない▼新人研修がなく孤独感を感じるなどの回答がありました。
上司や先輩からの指導に過敏に反応しやすく、先輩の何気ない一言が決定打となり休暇中に悩み抜いた末、連休明けに退職を決意するケースもあると分析されています。

退職代行サービスについて街の人はー

「職場の環境も人によって違うし、そういうのを使わざるを得ないような精神状態の人もいると思うんで、僕は賛成派ですね。」(23歳・新社会人)

「上司の方にやめたいとか、弱い言葉を言うのはちょっと勇気いるなって思う。そういうのがあるとありがたいなと思います。」(18歳・新社会人)

「使われる職場が悪いと思います。すぐに退職代行を使った人もいるけど、中にはもめてもめて使った人もいるんですよ。」(20代・会社員)

弁護士 八代英輝:
退職代行を使われるということは上司であったり経営者であったり、反省するところがゼロかと言われるとそうではないと思う。
簡単にやめたいという動機で使う人もいるでしょうけど、やはり会社側ともめてというところも実際あるので、雇う側の反省も、大きなものを突きつけられていると感じますね。

経済評論家 加谷珪一氏:
本来労働者は「もうやめます」と言えばそれで済む話で、辞める権利もあるので、そこは労働者の方もそれを自覚する必要がありますし、会社が無理に引き止めることもそもそもできないことなんですよね。ただ、それがうまくいってないから、こういうサービスが出来上がるので、これは働く側の人も会社側もね、これはちゃんと考えなきゃいけないかなと思います。