田植えを体験したのは、宮城県大崎市松山(まつやま)の下伊場野(しもいばの)小学校の全校児童8人です。

学校の近くにある広さ4アールほどの学習田に素足で入り、15センチほどに育ったひとめぼれの苗を昔ながらの手作業でひと株ひと株、ていねいに植えていきました。

5年生
「冷たくてぐちゃぐちゃだったがすごく楽しくできた。大きく育ってほしいという気持ちを込めて苗を植えた」

6年生
「農家の大変さが分かったので、これから全ての農家に感謝してコメを食べたい」

田んぼを所有する農家によりますと、種まきをした4月2日以降、天候に恵まれて苗は順調に育ったということです。

下伊場野小学校は、2026年4月に松山小学校と統合することになっていて、この時期恒例の学校行事となってきた全校田植えも最後です。

児童たちは、秋に稲刈りを体験することにしています。