夜明けとともに水揚げのため漁船が宮城県南三陸町戸倉(とぐら)地区から3キロ沖合いの養殖施設に向かいました。

この施設では県産ギンザケのブランド「伊達のぎん」を育てています。

体長50センチ、重さ1.7キロ程のギンザケ5.5トンがいけすから船に移されました。
2024年秋の海水温が高かったため稚魚を育て始めるのが1か月ほど遅れ、これまでの水揚げ量は2024年同時期の7割にとどまっているということです。
宮城県漁協戸倉銀鮭養殖部会・佐藤正浩部会長
「この時期なりのサイズと品質にはなったので、消費者の皆さんには期待通りのギンザケが出来たので是非、味わって欲しい」

市場に水揚げされたギンザケはほぼ例年並みの1キロあたり900円で取り引きされました。
この養殖施設では7月初旬まで1,500トンの水揚げを予定しています。