では、なぜスターリンク衛星は1列に連なって飛んでいるのでしょうか?

さじアストロパーク 相本実 副所長
「ロケットで一つドンと打ち上げた後に、そこから衛星をばら撒くんです。
小型衛星を1回あたり20個とか50個とかばらまいて、打ち上げ直後は近くにみんないますので、ひとかたまりになって少しずつ離れながら、それが地球を1周2周ってどんどん回っている間にバラバラ散らばってきて広がります。
これでインターネットの通信環境を良くするということなので良いのかなと思う一方、星の観察の面でいうとちょっと邪魔になるって天文学者さんたちが困ってるところもありますので、色んなことを考えさせられる衛星ではあります。」
ちなみに、最近ではアプリなどでスターリンク衛星の打ち上げ情報が確認できるのだそう。
スターリンク衛星は太陽の光を反射させることで光って見えるため、空の明るさなどの条件と合えば今後も見られることができそうです。