「友達親子」には、子どもから親に悩みを相談しやすい、親が子どもの意見や立場を尊重しやすいなどのメリットがある一方で、少し気を付けなければならないこともあるといいます。
米子あすなろクリニック 大立博昭 院長
「『親子カプセル』という言葉があるんですけれども、例えば、お母さんと子どもの境界線が少し曖昧になってしまってあまりにも関係が密接になってしまうと、第三者からの助言が入らなくなるっていうこともあるんです。
例えば学校や塾で、お子さんに何か指導があったときに、親子でつい反発してしまったりとかそういうことがあるかもしれないですね。」

大立院長によると、まずは子どもの心に寄り添って理解しようとする気持ちが非常に重要。ただ親子といえど育ってきた時代や環境が異なるため「完全に子どもの心を理解することは難しい」と理解することが大事だということです。