仙台市太白区の名取川では「広瀬名取川漁業協同組合」の組合員約20人が体長8センチから9センチほどに育ったアユの稚魚をバケツから川に放流しました。

8日は仙台市内の川9か所で約5万匹が放たれました。

今年は稚魚やエサ代の高騰の影響で、例年の3分の2ほど、約15万匹の放流に留まったということです。

宮城県のアユ漁は、7月1日に解禁されます。

広瀬名取川漁業協同組合宍戸宗組合長
「毎年毎年アユの太公望は期待していますから、我々も養殖事業なので漁解禁の7月1日に楽しんでもらいたい」

放流された稚魚は18㎝から20㎝まで成長するということです。