アメリカのトランプ政権がウクライナに自国の領土をロシアに譲歩するよう迫っていることについて、バイデン前大統領が第二次世界大戦に重ねて批判しました。
記者
「トランプ大統領は和平がほしければ領土を譲歩しなくてはいけないと言っている。常識だと言っているが、同意しますか?それとも、これは現代の宥和政策ですか?」
アメリカ バイデン前大統領
「現代の宥和政策ですよ」
バイデン前大統領は7日に放送された退任後初めてとなるインタビューの中で、トランプ大統領が領土をめぐってウクライナに譲歩を迫っていることについて、「現代の宥和政策だ」と指摘しました。
イギリスとフランスがナチス・ドイツに妥協し、第二次世界大戦を止められなかった歴史を引き合いに、トランプ政権の姿勢を批判したものです。
アメリカ バイデン前大統領
「彼(プーチン大統領)はロシアの自らの独裁体制の崩壊や、かつてのソ連の解体を受け入れられないのだ。彼が(侵攻を)やめると思う人は愚かだ」
バイデン氏は、ロシアのプーチン大統領がウクライナを「ロシアの一部で、支配する権利があると信じている」と話し、領土の譲歩を認めれば「ロシアと接する国々も今後、様々な圧力にさらされることになる」と警鐘を鳴らしました。
注目の記事
愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」









