そして、5月3日からのゴールデンウィーク後半(それ以降も)、車の「予防整備」と同じく気を付けたいのが「車内での熱中症」です。5月3日~6日の高知県内の予想最高気温は、「夏日」が予想されているところもあります。

◆JAF高知支部 大田秀平さん
「車の後部座席に、子どもやペットを乗せることが多いと思うので、後部座席の高温には十分注意していただきたいです」

「車内の熱中症」については、車種によって「車内温度の上がり方に違いがある」といます。JAFが検証した、「軽ワゴン」と「大型SUV」を使って、車内温度の上がり方を比べた動画をみると…

【車種別の温度の上がり方】
(車内温度25℃から計測開始)
10分経過 軽ワゴン:32.0℃ 大型SUV:33.6℃
20分経過 軽ワゴン:34.3℃ 大型SUV:37.7℃
30分経過 軽ワゴン:35.5℃ 大型SUV:39.9℃
40分経過 軽ワゴン:36.4℃ 大型SUV:41.4℃
60分経過 軽ワゴン:37.5℃ 大型SUV:43.5℃

それぞれの車で車内の温度は上昇していますが、「大型SUV」の方が、より高い温度になっています。要因についてJAFは「フロントガラスの大きさ(面積)と、角度の違い」にありそうだとしています。

初夏の気候でも、わずかな時間で高温になる車内温度。ゴールデンウイークや、熱くなってくるこれからの時期は、決して、子どもやペットは車内に放置しないようにしてください。