牛乳を材料にして作ったスイーツなどを販売する「ミルクカフェ」がきょう(2日)岡山市南区の農業公園にオープンしました。運営するのは、「オハヨー乳業」です。

「かんぱーい!」

農業公園サウスヴィレッジにオープンした、カフェ「OHAYO(オハヨー)GROUNDS(グラウンズ)」です。牛乳を材料にして作ったドリンクやスイーツ7種類が販売されています。

手がけたのは、岡山市に本社を置く「オハヨー乳業」です。これまでイベント会場などで仮設のミルクカフェを開いてきましたが、常設の店舗はこれが第一号だといいます。

(オハヨー乳業 藤本篤社長)
「こういうお店をオハヨー乳業が出すのは初めてなので、どうなることやらというところもありますが、乳(にゅう)の美味しさを伝えて可愛がっていただけるような店になれば」

この店の売りの一つが

(平松咲季記者)
「ご覧ください、この広~い空間!開放感たっぷりのこの場所で、ドリンクやスイーツを楽しむことができるんです」

カフェでは茣蓙(ござ)やランタンを無料で貸し出し。園内にある7千平方メートルの広大な芝生広場でピクニック気分を味わうことができるのです。看板メニューは、まろやかな口当たりが特徴の「乾杯ミルク」。

(平松咲季記者)
「かんぱ~い!…うん、濃厚!よく冷えていておいしいです」

このほか、暑い時期に嬉しいアイスクリームや岡山県産の卵を使ったプリンなどオハヨー乳業自慢のスイーツが楽しめます。農産物の直売所や果物の収穫体験ができるハウスなど、食にまつわる様々な施設を備えたサウスヴィレッジ。ミルクカフェが加わったことで更なる集客につながるのではと期待を寄せています。

(サンヨープレジャー 高谷昌宏社長)
「(サウスヴィレッジの)果実を使ったジュースやパンは、今回のオハヨー乳業の乳製品との相性も抜群だと思います。若者からお年より、家族連れまで楽しんでいただけるフィールドを作っていきたい」

「OHAYO GROUNDS」は午前9時から午後5時までの営業です。

今後は季節に合わせてメニューの数を増やしていく予定だということです。