男に怪しまれないように、別の店員がとっさの判断で店の制服を脱ぎ、男を見失わないよう監視すること10分。警察官が駆けつけ、鹿児島市に住む20歳の会社員の男を逮捕しました。容疑を認めているということです。

(大石康平ストアマネージャー)「お客様のために少しでも心配を和らげられるようにできることはないかと思っていた。うちのお店には来ないでも鹿児島は嫌いにならないで欲しい」

高木さんは逮捕までの一部始終を見届け、無事、財布も戻ってきました。店の従業員は「鹿児島が嫌いにならないか」と心配していましたが…
(高木さん)「協力的ですごく冷静に対応してくれて、有能な方たちばかりで、私にとってはもうヒーローみたい。感謝しかない」

店員の連携プレーで取り戻した財布。高木さんにとって、人のあたたかさに触れる出来事にもなったようです。