業界関係者は『2024年問題』も指摘

 さらに、業界の関係者は別の問題も指摘します。

 (大阪トラック協会 上野耕一郎常務理事)「『2024年問題』が起こってから、ドライバーの時間の管理を厳格にしなさいというのが大きな課題。ですから連続運転が4時間を超えないようにしようと思うと、やむを得ず(休憩のため)とまってしまう」

 『2024年問題』とは、去年スタートしたトラックドライバーに対する新たな労働規制に関する問題を指します。4時間以上運転する場合、30分以上の休憩をとらなければならず、法律を守るにも休憩する場所がないという“ジレンマ”が生じているのです。

 (大阪トラック協会 上野耕一郎常務理事)「国や自治体のほうで数多くトラックが駐車できるようなスペースを作ってもらえれば、一番ありがたいと考えております」