高校受験に大きく関係する内申点。名古屋市では国の定めに反して「相対評価」だったのか。教育委員会は調査の結果、「評価は適切だった」と結論付けました。
この問題は愛知県の公立高校の受験で合否に影響する「内申点」について、名古屋市内の一部の中学校で評定の平均値を定めるなど、「相対評価」を連想させるような内部文書が作られていたものです。


調査を進めていた名古屋市教育委員会はきょう、「相対評価が行われていた状況は認められない」と結論付けました。一方で。
(名古屋市教育委員会 畑生理沙課長)
「疑義を生じさせるような内容があり、たいへん遺憾であるというふうに考えています」

