鹿児島・熊本・宮崎の3県で去年、釣りをしていて事故で亡くなった人が前の年に比べ倍増していることから、第十管区海上保安本部が注意を呼びかけています。
十管によりますと、鹿児島・熊本・宮崎の3県では去年、釣りをしている最中に事故で亡くなった人はおととしの4人から5人増え、9人でした。
亡くなった9人全員がライフジャケットを身に着けておらず、複数での行動ではなく単独行動だったということです。
事故の原因は8割以上が「海中転落」で7割以上が60歳以上でした。
ゴールデンウィークは例年、マリンレジャーをする人が多くなることから、十管はライフジャケットを着用し、緊急時は118番通報するよう呼びかけています。