海にのぞむ城、高松城とその城下町の430年に及ぶあゆみを紹介する特別展が香川県立ミュージアムで開かれています。

1884年に老朽化で天守が解体された高松城です。
会場には城の歴史を伝える古文書や甲冑、城下町を描いた屏風絵など約140点が展示されています。

ひときわ目を引く鯱は、約300年前に作られたもので、作家の名前が見てとれます。

有事に備えて幕府の隠密が書き上げたという報告書には、城の内部情報が細かく記されています。

(香川県立ミュージアム 藤井俊輔学芸員)
「海城として有名な高松城ですが海と城の関わりについてなどを知ることができる展覧会となっております)」

高松城跡、玉藻公園の開園70周年を記念した特別展です。6月1日まで開かれています。