そして、4年目の今年、三度(みたび)やってきた鹿児島の砂浜。
田村俊介
「(今年も)やった甲斐あるな…と思いますね」

4年目の更なる進化・・・考えながら打席に立つ。
初球から闇雲に打つのではなく、変化球への対応を考えながらボールを見逃す練習を続けました。
田村俊介
「(去年は)オープン戦からこのまま行けるんじゃないかな…と勘違いしてしまったのが反省点」
そこで、心がけたのはオープン戦で相手投手が試しに多く投げてくるストレートを簡単に狙わないことでした。
田村俊介
「打席の中で自分の中で変化球も頭に入れつつ、どういう風な対応をしていかなければならないかをすごい考えながらやっていたので、そこはシーズンの数字にちょっとずつ繋がっているのかなと思います」
さらにバットの進化。
自主トレ中に変更したバットを巨人の長野が使用するモデルに変更しました。開幕直前にすり足に変更したことで落ちたパワーを補うため、細いバットのしなりを生かすことにしました。

田村俊介
「だいぶ細いです。元々グリップは細いバットを使っていて、そっちの方が自分の感覚的に操作がききやすいっていうのがあったので今、めちゃくちゃしっくりきてます」
プロ入り初ホームランは長野モデルのバットから生まれました。進化の速度を加速させる田村に期待は高まります。

田村俊介
「まず攻撃で点を取るためにどうすれば良いかっていうのをもっともっと考える必要がありますし、とにかく1番若い選手らしく“イケイケな感じ“でプレーしたいなと思います」