日銀仙台支店は東北地方の景気について、5か月連続で「持ち直している」とし判断を据え置きました。
日本銀行仙台支店 岡山和裕支店長:
「東北地方の景気については、去年12月に”緩やかに持ち直している”から”持ち直している”に判断を引き上げたが、今月もこの判断を維持している」

日銀仙台支店の岡山和裕支店長は24日の会見でこのように述べ、東北地方の景気について5か月連続で「持ち直している」とし、判断を据え置きました。
個人消費についても、「緩やかに回復している」との判断を継続しています。物価高騰が続いているものの4月は歓迎会などに伴う需要もあり判断を据え置きました。
また、乗用車の新車登録台数についても、前の年に比べ10.9%増えているということです。
一方、アメリカのトランプ政権の関税措置については、一部企業から不安の声が聞かれるため、引き続き市場の動きを把握すると説明しています。