屋久島で生まれ育った黒毛和牛が「屋久島牛」として初めて出荷されるのを前にセレモニーが開かれました。

屋久島で生まれ、2年半育てられた黒毛和牛。「屋久島牛」として初出荷されるのを記念して24日、セレモニーが開かれました。

これまで島内では、設備投資や飼育にかかるコストが高いことから繁殖や子牛までの飼育が主流でした。指宿市が本社の水迫ファームは去年4月に島内での飼育をはじめ、ふるさと納税の返礼品登録を目指しています。

一方、町はふるさと納税により年間1億円ほどの税収増加を見込んでいます。

(水迫ファーム 水迫栄治社長)「おいしい水、屋久島で育ててみたいというのが始まり。周りに建物も道路もほとんどなく大自然の中で育てている」

屋久島牛の返礼品は、早ければ6月からふるさと納税ポータルサイトで受け付けが始まります。