大規模な災害の発生を想定した岩手県職員の初動対応訓練が県庁で行われました。

この訓練は定期人事異動で担当職員が代わるこの時期に、岩手県が毎年実施しているものです。
23日は北海道・十勝沖でマグニチュード9.3の大きな地震の発生により、県内で最大震度4を観測し、沿岸に大津波警報が発表された想定で行われました。

職員たちは、パソコンなどの回線接続をはじめ、災害対策本部の事務局機能が置かれる会場の立ち上げ作業を行った後、情報収集や災害派遣要請の手順を確認していました。

(初参加した職員は)
「皆さん緊迫した状況で対応していることに驚かされている。自分もついていかなければ」
参加者は大規模災害の発生に備えて真剣に取り組んでいました。