今月発生したETCの大規模なシステム障害を受け、NEXCO中日本は22日、障害が起こった原因と当面の対策を公表しました。

今月6日から7日にかけておよそ38時間にわたって発生したETCのシステム障害では、愛知県を含む1都7県の17の路線でETC専用のレーンが通行できなくなり、渋滞や事故などの混乱が生じました。
22日に、NEXCO中日本は障害が起きた原因について、システムの改造に伴うデータの破損であったと説明しました。
また、これまで準備していなかったシステム障害発生時の対応については当面の策として「出口のバーを上げるなどETCレーンの運用を定める」ほか「利用客への情報提供のルールを定める」としました。NEXCO中日本は、今年6月中をめどに、再発防止策と対応マニュアルを整備する方針です。