櫻糀さんは常時300種類以上の花苗を揃えるこちらの人気店の取締役でもあります。

「一緒に食べましょう。いただきます。ヨモギの香りがします。口に入れた瞬間から、ふわーっとヨモギのこの春の香りが広がりますね。はい。」

シンプルながら、甘みをおさえた餡とコシのある餅とのバランスが絶妙です。

「所々、このヨモギの葉脈のようなものが入ってヨモギ入ってるっていうとこあって、ここにぶつかるとより一層何かこの春の香りがね、濃くなるっていうか」

花工房らら倶楽部の手作り蓬大福餅は原材料はもち米とヨモギ、小豆に砂糖と塩だけでお値段130円。

「(花より団子っていう言い方もしますけれども、お花屋さんで売ってる団子これどっちがどっちって言えばいいですかね)花、花も。団子も。目でも口でも春を楽しんでください」

1升5合のもち米からできるヨモギ大福は60個、自家製の原材料で1日に手作りする量としてはこれが限界です。