2024年の冷凍食品の消費額が過去最高を更新しました。「おいしさ」と「種類」が進化する中、「ご当地冷凍食品」も人気となっています。
冷凍食品 消費額が過去最高
井上貴博キャスター:
さまざまなお店で目にするようになった冷凍食品。毎日お世話になっているという人も多いかもしれません。

冷凍食品の消費額は、2024年に過去最多の1兆3017億円を突破しました。
冷凍食品ジャーナリストの山本純子さんによると、「人気の理由は、コスパ・タイパが最強」。それに加えて、「物価高で割安な冷凍食品が再注目された。長期保存で食品ロス削減にも。『手抜き』ではなく、『手間抜き』という言葉が浸透した」といいます。
安い価格で圧倒的に種類が増えた感覚はありますよね。

山形純菜キャスター:
取材した冷凍食品の中には、温めただけで卵がふわふわになるオムライスなどもあり、自分が子どもの頃に食べていた冷凍食品より明らかにクオリティが上がっていることを実感しました。
井上キャスター:
この数年で段違いにクオリティが高くなっていると感じます。冷凍食品の技術力の高さを感じる点はありますか。

大和証券チーフエコノミスト 末廣徹さん:
大量生産だけではなく、ご当地限定などいろいろな種類も出てきています。そういった点も、特に外食ではなく割安というかたちで消費者のニーズも満たしていると思います。