各社PBの冷凍食品に力
井上キャスター:
コロナ禍で一気に火がついて、業務用などの種類が増え、より消費が伸びている冷凍食品ですが、今、プライベートブランドの冷凍食品に各社が参入しています。

「ウエルシア」は2024年4月に、プライベートブランドの冷凍食品の販売を開始。
きっかけはお客さんの声で、アンケートに「冷凍おかずが欲しい」という回答が最多だったそうです。
そこで、からだWelcia「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」(429円)を販売。

そして、からだWelcia「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」(321円)を開発しました。「あの店主」というのが、数々の賞を受賞し、“ラーメン通”はほぼ知っているといわれるラーメン屋「トイ・ボックス」の店主・山上貴典さんです。
山上さんのお店には炒飯のメニューはありません。「ウエルシア」の開発担当者が何店舗も食べ歩き、「ラーメンがおいしいなら絶対に炒飯もおいしいはず」と発見し、山上さんにお願いしたそうです。
山上さんも過去に炒飯を作っていましたが、お店が狭く炒飯を提供することができなかったことから、このコラボレーションが実現したといいます。まさに「ウエルシア」の担当者の熱意がこの商品の開発につながったということです。