全国知事会の会合が21日開催され、この夏に行われる参議院選挙に向けた対応について、全国の知事らが意見を交わしました。
この夏行われる予定の参議院選挙に向け21日、全国知事会はweb会議を開き、島根県の丸山達也知事や鳥取県の平井伸治知事らが、各政党へ要望する提案書の内容を確認しました。
「103万円の壁」引き上げなど、地方税財政に大きな影響を与える制度の見直しにあたっては、事前に地方の声を確認しながら丁寧に議論を進めること。
いわゆる「2馬力選挙」に対しては、選挙のあり方を揺るがすものであることから、必要な措置を講じること。
アメリカの相互関税措置について、中小企業や農林水産業などに対する影響を必要最低限とする対策を実施することなどを重点項目とし、持続可能で活力ある日本と地域を実現するための提言として、各政党へ選挙公約などに盛り込むよう申し入れるということです。