また、国立大学授業料の拙速な引き上げを行わないこと。そして、高額療養費制度の見直しについて、丁寧な議論を行うことを今回の提言書に盛り込むよう全国知事会に要望した丸山知事は、次のように意見を述べました。

島根県 丸山達也 知事
「何をやるかも大事ですが、何をやらないかってことが僕は大事だと思います。国民は定額給付金が配られて、赤字国債で措置をされ、結果的には後で恒久増税で生活が苦しくなる、そんなことやってもらわなくて結構だと思っていると、私は受け止めている」
「都道府県知事とか、市町村長が財政負担をしたり、我々がやっている政策を台無しにしかねないということを、知事会として、地方公共団体として言っていくべきことだと思いますし、各党が政策として盛り込んでいただく重要な政策の個性になると思っている」

全国知事会の各政党への要望は、23日に行われる予定です。