ハンバーグに生姜焼き、そしてカレーと料理をする上で欠かせない食材・タマネギが、今、ピンチを迎えています。

スーパーで見かけるタマネギ、最近なんだか小さくありませんか?

炒めたタマネギと20種類のスパイスを鶏がらスープで煮込み具材をトッピングした人気のチキンカレーを出す島根県松江市の店。

土江諒記者
「鼻から抜けるスパイスの香りと深いコクがあって非常に美味しい。外は非常に寒いんですがカレーで心も体も温まりますね」

松江市内で2店舗を構えるこのカレー店は、1日に多い時で合わせて350杯ほど売れる繁盛店ですが、今、頭を抱えているのが…

cullitan 苅田一成 代表取締役
「今は大きいのが高すぎて量も少ないし。なるべく安いのってなると小さいのが来る」「タマネギって料理にめちゃくちゃ使うものなので結構死活問題…」

カレーの命ともいえるタマネギの価格高騰です。

2店舗で1か月に使うタマネギは約280キロ。従来の大玉の価格は去年と比べて倍近くになっていて、コストを抑えようと最近は小玉を仕入れていますが、それでも従来のものより高く、皮をむくのも一苦労で調理に手間がかかります。