
練習は朝と放課後の1日2回。制服姿で軽やかに道場へと駆けてきます。普段は流行を追いかける、可憐な女子高生。
Q.休みの日は?
「アミュに遊びに行く」
Q.何食べに行くの?
「アサイー。全国で流行っている」
樟南高校の強さの理由は、数年前から取り組んでいる「考える剣道」。

道場の黒板に、自分の課題を書きだし、練習ではそれぞれが課題を意識して取り組みます。
(3年・里心乃花主将)「自分は周りの人に比べて身体の構えがしっかりしていない。高校に入ってみんな強くなっていくし、ただ打っていても絶対に勝てない。勘でやらない。そこから勝率も上がっていった」
目の前の相手をイメージして考える力を養う。
(猪俣征子監督)「樟南剣道は打ち数も多いが、駆け引きや間合いの取り方を重要視しています」
そして、すばやく体勢を整え、次の攻撃を正確に繰り出せるようにトレーニングを重ねます。