この市民講座は山梨大学と読売新聞が毎年共同で開催しています。
初回はおよそ50人が参加して「ワインの香り」についての講演が行われました。

山梨大学ワイン科学研究センターの鈴木俊二センター長は、ワインの香りはフルーティーや、ハーブ、スパイシーなど12種類あることや、ブドウの香りの成分は主に夜に作られると話しました。
また山梨県固有のブドウ品種「甲州」にも触れ、特徴的な香りが発生するメカニズムを解説しました。
山梨大学ワイン科学研究センター 鈴木俊二センター長:
「柑橘系の香りを出したいんだったら、いつ(収穫)が最適かというのを、科学の力で日本ワインを後押しする」