米粉屋さんにも大きな影響

こちらは、長崎県産米100%を売りにした米粉屋です。

米粉屋 代表取締役 平田賢史さん
「長崎県産米にこだわってるから、なかなか原料がなくて。一年間にやっぱ3.6倍ぐらい米の仕入れ値が上がっているような状態ですね。これが例えば国産のブレンド、国産米だと多分、若干は下がるんでしょうけど」

6月には仕入れ値がさらに上がるという連絡があり、去年12月に続く価格見直しを検討中です。

平田さん
「(米粉は)内容量を500グラムから400グラムにして、値上げ幅を少しでも小さくしたいなとは思ってます」

政府は、来週にも青森や新潟産の10万トンの備蓄米について3回目の入札を行い、夏まで毎月放出するとしていますが…

米粉屋 代表取締役 平田賢史さん
「さほど期待してないです。長崎県産にこだわってるので、関係ないですもんね」

末吉麹屋 店主 末吉勝次さん
「期待してますよ、もう。できるだけ今の値段でなんとか(留めたい)。とにかく米が早く値段が下がってほしいなって、ただそれだけ思っています」

備蓄米の追加放出は価格安定に繋がるのか?米の価格が原価に直結する専門店にとっては死活問題となっています。