最初は岩手県内でも目撃情報が相次いでいるクマのニュースです。
クマによる被害の未然防止に向け岩手県は18日「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表しました。
この注意報は山菜採りやレジャーなどで山に入る機会が増えるこの時期に県が発表しているものです。
県内では1月に岩泉町の山林で70代の男性がクマに襲われるけがをしたほか、4月2日には盛岡市材木町の寺の敷地内に迷い込んだクマが捕獲されました。
また紫波町では連日、城山公園をはじめ、住宅街や小学校の近くで相次いでクマが目撃されています。
県は対策として山に入る前に出没や被害情報の確認、撃退スプレーの携帯のほか、人里では電気柵を設置したりやぶの刈り払いなどを呼びかけています。