第十管区海上保安本部の本部長に就任した大達弘明本部長は、会見で、「平和で豊かな海を守る」と抱負を述べました。

大達弘明本部長は広島県出身の56歳。
海上保安大学校を卒業後、福島海上保安部長などを歴任。
前任は沖縄の第十一管区海上保安本部の次長を務めました。

大達本部長は、十管は鹿児島、熊本、宮崎の海を管轄することから、台風や火山などの災害に備え関係機関との緊密な連携を図っていくと述べました。

(十管 大達弘明本部長)「災害が多い所で、日頃から自治体はじめとする関係機関等緊密な連携を図っていくことが大事」

また中国船による尖閣諸島への侵入や海洋調査船の活動について、「一層厳しさを増している」として、「増強された巡視船など最大限活用して、毅然とした対応を取る」と述べました。