和菓子の老舗の取り組みです。岡山の代表的銘菓「きびだんご」が、子どもたちに人気のあのチョコレートとコラボレーションしました。

廣榮堂の「元祖きびだんご」が一口サイズのチョコレートに。今月14日からチロルチョコとして販売されています。きびだんご風味のホワイトチョコレートがもちグミを包んでいて、伝統の味を再現しています。

(廣榮堂 社長室室長 小西祐貴さん)
「まず見てもらって、知ってもらって、食べてみたいなと思えるような商品を作っていきたい」

岡山市に本社を置く廣榮堂は1856年の創業で、169年の歴史がある老舗です。創業当時から作られているのが「きびだんご」で、それに目をつけたのがチロルチョコ。以前から、ご当地銘菓とのコラボ商品を企画していて、廣榮堂に声がかかったのです。

(客)
「孫ね、ここの好きなんですよ。チロルのコラボが出たからちょっと食べさせてやりたいな」

パッケージには「元祖きびだんご」と同じく絵本作家の五味太郎氏のイラストデザインを用いています。

(廣榮堂 社長室室長 小西祐貴さん)
「この先、200年300年続いていくためには、いろんな形を変えながらPRしていきたいと思っています」

商品は全国の小売店や廣榮堂の直営店などで販売されていて、無くなり次第 終了するということです。