息の長い支援を呼びかけました。国際医療ボランティア・AMDAから大地震が発生したミャンマーへ派遣された医師らが帰国し、現地での支援活動について報告しました。

(AMDA緊急救援ネットワーク 神徳隆之医師)
「被災者のニーズが日々変化しているという話もあって、その情報も通信状況の不安定性などからオンタイムで得ることも困難と」

報告をしたのは国際医療ボランティア・AMDAから、今月4日から10日までミャンマーに派遣された神徳隆之医師ら3人です。先月(3月)28日にマグニチュード7.7の地震が発生したミャンマーでは、これまでに3600人以上が死亡し、6万棟を超える建物にも被害が出ています。

今回の活動ではミャンマー最大の都市、ヤンゴンを拠点に、現地のNGOと協力して50万円ほどの医薬品を被災地・マンダレーなどの医療機関へ送ったほか、支援が必要な10か所へあわせて約300万円の支援金を提供したということです。

(AMDA緊急救援ネットワーク 神徳隆之医師)
「支援が必要なのにも関わらず、届いていない地域はいっぱいあるはずで、なかなか注目を浴びないような場所に少しでも多くの支援を継続できたらいいなと」

AMDAでは、今後も現地のNGOと協力し、被災地のニーズにあわせた支援を続けていくとしています。