それは生で食べないことです。


トコロは有毒成分を含むため、食べるには灰や重曹を加えた水で長時間煮込む必要があります。
1時間ほど煮込むと、甘酸っぱい香りが漂います。

茹でたトコロは皮をむいてそのままいただきます。

(下斗米幸四郎さん、食べてみて)
「苦くておいしい」

苦いと言いつつ、おいしそうに食べる下斗米さん。

試しにスタッフが食べてみると・・・この表情。
(下斗米幸四郎さん)
「トコロの苦みよ。普通の苦みと違う。いつもは食べられない。その時期だけだから」

なんとも苦い「トコロ」ですが、食べていると少しずつ苦みに慣れ、ほんのり焼き芋のような風味が口の中に広がります。

この風味と苦みが不思議と病みつきになり、食べる手が止まらなくなる人もいると言います。