あす16日に「弘前さくらまつり」が開幕する青森県弘前市の「弘前公園」。15日に予想されていた外堀の開花は見送らましたが、公園内は開幕に向けた準備で早くも“祭りムード”です。
河村庸市 キャスター
「弘前公園の外堀。開花の予想日を迎えていますが、きょうは発表がありませんでした。ただ、サクラを見てみると日一日とつぼみが膨らんできています」
15日の弘前公園の外堀です。午後2時ごろに樹木医の桜守が歩いて見て回りましたが、まだピンク色の花は顔をのぞかせていませんでした。
弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん
「昨日と比べても全体的につぼみは進んでいるが、あともう少しといったところ。どうしても朝方に冷えると、(成長が)一旦止まってしまう」
弘前さくらまつりは、桜の早咲きを見越して期日を2日間前倒ししたため、あす16日が開幕日。園内は日に日に祭りムードが高まっています。
会場の弘前公園では防火指導が行われ、消防隊員が消火器の状態や使用期限、それに屋台で使うガスボンベの置き場所などを確認しました。
弘前消防本部 予防課 清野和人 課長
「もし火が起きてしまえば、この通路も人でいっぱいになって避難しずらくなる状況ですし、まずは火災が起きないように火の周りを重点的に注意して扱ってくださいと呼びかけています」
また、園内で軒を連ねる屋台の出店者たちは連日準備を進め、大勢の花見客が訪れることに期待を寄せています。
出店者
「(万博と)被っていますけれども、弘前のさくらまつりは日本一だと思ってますので、ぜひ全国のみなさんに楽しんでもらいたいなと思って、出店の方たちも今からわくわくしながら準備しています。ぜひ来てください」
「弘前さくらまつり」は16日に開幕。
5月5日まで20日間の日程で開催されます。