ウクライナやパレスチナ自治区のパビリオンも

(大石邦彦アンカーマン)「外国人の方が多いんですが、特に欧米の人が多いです」

Q:どこから来た?
(外国人)
「カリフォルニア」
「ルクセンブルク」
「カナダ。初めて万博に来たので、どのようなものなのか世界の国々を見たい」

大阪・関西万博には、世界158の国と地域が参加。今回、ロシアは参加していません。一方、戦闘状態が続く、ウクライナはパビリオンを出展。

(大石)「ウクライナのパビリオンは、ウクライナの国旗と同じ青と黄色が印象的ですね。ウクライナが売り物ではないという意味の、そういった看板を掲げていますね。こちらには、ウクライナで実際に兵士の皆さんが使っていたリュックです」

(大石)「さらにロシアからの空爆を知らせたスピーカーには、銃撃の跡の穴が2つあいています。ここには生々しい爪痕、そういった展示品が並んでいます」

そして、イスラエルからの攻撃が続く、パレスチナ自治区のパビリオンでは…

(大石)「本来はガラス工芸や陶磁器などパレスチナの工芸品が展示される予定でしたが、まだ届いておりません。イスラエルからの輸出許可が下りなかったので、開幕には間に合いませんでしたが、ようやくその許可が出て、今フランスの港にまで到着したそうです。あと数週間で展示される予定です」

いのちが輝くためには、平和が第一だと考えさせられる展示です。