「万博に期待?」大阪の街、居酒屋では…

10月13日まで開催される万博。地元の期待感は…

大阪市民
「まだ行けてないが、ぜひ行きたい。終わった後も含めて経済的にも、もっともっと盛り上がって、文化でも盛り上がっていくようになれば、めちゃめちゃいいかなと思います」
「お父さんお母さんの年代は、昔の万博に影響された人だから、『行きたい』ってなったと思うけど、(自分たちは)お金出していくようなところじゃないかもしれない。タダやったら行くて感じ」

女性
「ジンジャーハイは…220円。安いです」

藤森キャスター
「普段からコスパ気にしますか?」

女性
「気にします」

藤森キャスター
「万博に興味ありますか?」

女性
「あんまりですね」

藤森キャスター
「あんまりの理由は?」

女性
「なんやろ…」

男性
「物価が高いから、そっちの方が気になる。万博よりも物価」
「盛り上がって大阪の知名度も、万博で新しいことが日本で取り入れられて、プラスになることがあれば、まだ良いかなと思う」

“関税戦争”真っ只中…万博現地のムードは?

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
万博のような国際イベントでは、平和と自由な交流というのが、大事だと思います。しかし、パレスチナはイスラエルの妨害にあって展示が遅れたり、ウクライナは戦争の実情を訴えたりしていますよね。

トランプ政権は、「関税」という形で分断と対立を煽って、自由な交流とは縁遠い感じなので、万博を通じて日本から「平和と自由な交流の大切さ」みたいなものを発信できるといいですね。

藤森キャスター:
自由な交流が、個人間であちこちで行われていたのが、すごく強烈に感じました。澤特任教授のパビリオンの中で心筋シートが展示されていますが、外国人のお客さんが本当に多いです。

みんなで集まって「写真を撮る」「驚く」「拍手をする」。ネットですぐにいろいろな世界と繋がれる時代だからこそ、「一緒になって、驚いたり喜んだりできるっていいな」と感じました。リアルを共感できる楽しさを、忘れていました。

例えば、海外のパビリオンに入れば、各国の担当者もいて繋がれる。お客さん同士でも繋がりや、やり取りが生まれる。そういった出会いの場でもあり、可能性を感じました。課題は色々ありますし、これから「梅雨の時期」「猛暑の夏」が来て大変だと思いますが、目を背けずに1つずつ解決しながら、やっていければいいのかなと。

小川彩佳キャスター:
多額な税金も投入されて開催されたからには、万博が開幕される“意味”というのが、多くの方に示される万博であってほしいなというふうに思います。

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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年

※動画内で紹介したアンケートは15日午前8時で終了しました。