鹿児島県は、陸上自衛隊のオスプレイが、今月15日に訓練のため海上自衛隊鹿屋航空基地に飛来すると発表しました。

県などによりますと、オスプレイの機数は1機から2機程度で、物資の輸送を想定した飛行や、離着陸などを行うとしています。

長崎県の大村航空基地と鹿屋基地との間を飛行し、早朝や夜間の飛行は計画していないということです。

防衛省は「様々な飛行場、演習場などでの飛行を通じて、操縦士らの技能を向上させることが不可欠」としています。

オスプレイを巡っては、アメリカ軍がおととし、屋久島沖で墜落事故を起こし、去年11月には奄美空港に緊急着陸するなど、トラブルが相次いでいます。

県は、陸上自衛隊に対し、訓練の詳細について適宜、情報提供することなど、文書で要請したということです。