一番列車には、沿線住民ら40人が乗り込み、語り部の説明に耳を傾ける

一番列車には沿線住民など40人が乗り込み、穴水駅から七尾駅までのおよそ50分間の乗車で、語り部のひとりである宮下左文(みやした・さふみ)さんの説明に耳を傾けました。

宮下左文さん「震災により公費解体せざるを得なかった状況を改めてご覧ください。」

この車両は震災前、能登の魅力を発信する観光列車として運行されていて、去年の元日、宮下さんはアテンダントとしてこの列車の中で被災しました。

語り部・宮下左文さん「こうやって皆さんを乗せて、きょうの日を迎えたことを一番感慨深く思っているのは私なのかもしれません。」