避難場所は自分の目で確認を
当日は、災害支援やボランティアに興味を持つ北海道と徳島の高校生7人が後藤さんのガイドを聞きに集まりました。
後藤優太さん:
「いよいよですけど、練習してきたことを出せるように頑張ります」

この日はかなりの強風。
後藤優太さん:
「ここには6メートルほどの津波が来て、この橋を優に超える高さの津波が来てしまった。人々は慌てて、こちらに見える電柱の上に登って何とか逃げようとした」
後藤さんは、聞き取りを通じて感じたことを高校生に伝えていきました。

後藤優太さん:
「ここからもう少し港のほうに行けば大曲小学校があって(橋に避難した人も)そこに避難していれば助かったかもしれない。自分自身の目で、そこが安全安心かを確かめて災害時の備えをした方が良い」