岡山県真庭市の小学生が制作した「大きな絵」が、今月(4月)13日に始まる大阪・関西万博の会場で展示されることになりました。それに先立ち、真庭市役所で公開されています。

「いのち」をテーマに真庭市の樫邑小学校の全校児童と今月入学する新一年生のあわせて10人が描きました。

真庭市役所で明後日(4月4日)まで目にすることができる縦横5メートルの大作です。

太古から未来への「いのち」のつながりが表現されていて、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や太陽の塔も描かれています。
国や人種をこえて世界平和への意識を育むことを目的とした「世界一大きな絵」プロジェクトの一環として県を代表して制作されたものです。
最終的には、47都道府県や世界の子どもたちが描いた絵が一つにつながり、大阪・関西万博の会場を彩ります。
(作品制作をサポート 真庭市郷育魅力化コーディネーター 平田勉さん)
「環境について真剣に取り組まなければいけないというようなメッセージが込められているので、それは大人たちに対しての宿題だと感じているので、そのへんのメッセージが伝わるといいなと思っています」
「世界一大きな絵」は、8月に大阪・関西万博でお披露目されるほか、6月には沖縄の平和記念公園でも公開される予定となっています。